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ニコ生【『大企業』終了のお知らせ?】まとめ

 2013.02.06に行ったニコニコ生放送をまとめました。

生放送をするに至った経緯

 自動車メーカー・家電メーカー・音楽メジャー会社・大手ゲームメーカーなど、大企業の業績不振のニュースが連日報道されています。海外メーカーとの価格競争、不況による(?)消費者の購買意欲の低下などなど、様々な業績不振の要因に、彼らは頭を悩ませているようです。

 その一方で、ベンチャー企業や個人制作コンテンツ[※]は、そこそこ伸びてきているようです。コミケをはじめとしたアマチュア・セミプロの商業的活躍は、ネットユーザーなら多少なりとも知っているのではないでしょうか。

 その両者の状態を見て「現在の市場では、大企業は衰退し、中小企業(アマ・セミプロ含む)は進展していくのではなかろうか」と思うようになりました。

 しかし、持論を持ったはいいものの、私は経済に関しては全くのド素人。この持論が正しいかどうかを、生放送で視聴者と意見を交えながら確かめてみようと思い、生放送を行うに至ります。


[※]個人制作コンテンツ・・・ここでは、アマチュアの個人あるいは団体が制作した書籍・音楽・ゲームなどのメディア・コンテンツのこととして述べます。



持論まとめ:「多品種」と「大量生産」

 過去(特に戦後)においては、製品の普及あるいは供給を目的として少品種大量生産体制をつくり製品を作っていました。「一家に一台」という言葉が示すように、とにかく普及を目的として大量生産を行っていたように思います。現在までに数多く改良されていますが、おおまかな大量生産ラインは、この頃に確立されました。

 現在(あるいは大量生産ラインが確立されてから数十年)は、より便利な製品を提供しよう、どんなニーズにも対応できるような製品をつくろう、を目標として、様々な機能を備えた製品が数多くつくられました。この多品種大量生産体制によって、ますます私たちの生活は便利に豊かになりましたが、それにともない、ガラパゴス化[※]、市場における製品の飽和、を招くことになります。

 現在の日本市場の製品が飽和した状態を見るに「大量生産で製品を提供することは不要なのではないか」と思いました。ということは、今後、大量生産ラインを強みとしている大企業が、市場で苦戦を強いられ衰退していくのは妥当であろう、と考えました。

 そこで、これからは多品種少量生産が主流になると結論付けました。大量生産ラインを持つ大企業だけがものを言う時代は終わり、少量生産によって多少コストが掛かっても需要のあるところへ的確に売り利益を上げることが可能な、中小企業(あるいは個人や少人数でのプロジェクト)を中心に回っていくと考えたのです。


[※]ガラパゴス化・・・孤立した環境(日本市場)で「最適化」が著しく進行すると、エリア外との互換性を失い孤立して取り残されるだけでなく、外部(外国)から適応性(汎用性)と生存能力(低価格)が高い外来種が導入されると最終的に淘汰される危険があること。類義語に「パラダイス鎖国」がある。 - Wikipediaより



持論と現実の相違点

 以上の持論(放送時はもう少しふわふわしていた)をもって生放送に臨みました。視聴者のコメントを見ると、持論と実際の市場の状況に幾つかの相違点があるようでした。

【「多品種」の実態】

 持論では「現代は製品が多品種の状態である」と述べました。私の言う「多品種の状態」とは「数多くの製品が並んでいるが、各製品ごとに特徴があり、それぞれを区別できる状態」という意味でした。

 しかし実際には、それは一概に言えないようです。場合によってはコモディティ化[※]を起こしている製品市場もあるという意見をいただきました。


[※]コモディティ化・・・所定の製品カテゴリー中の製品において、製造メーカーや販社ごとの機能・品質などの差・違いが不明瞭化したり、あるいは均質化すること。汎用品化。 - Wikipediaより


【「ハードウェア系」と「ソフトウェア系」】

 当然、一口に大企業と言っても、いろいろな市場に存在するようです。生放送では、市場全体を「ハードウェア系市場」と「ソフトウェア系市場」の2つに区別して進めました。ここで述べるハードウェア系市場とは、主に自動車・家電を扱う市場のこと。ソフトウェア系市場とは音楽・書籍・ゲームなどの主にメディアを扱う市場を指します。

 ハードウェア系市場は、製品単位のコストが大きいため、単価も高くなりがちです。そのため、価格競争が激しい現在の市場においては「大量生産ラインによって価格を低く抑えることができる」という強みを持った大企業が未だに主流であり、中小企業規模でも、主流に取って代わることはほぼ不可能であると言えます。

 対してソフトウェア系市場はデータを扱う事が多くなります。制作も加工も販売もPC1台で可能なケースが多く、コストが小さくて済みます。そのため、個人規模からの新規参入・ヒットを狙うことが比較的安易であると言えます。



生放送要約

 大企業の強みは、長年の実績・技術力、ブランド力、市場シェア、大量生産ライン、である。

 ハードウェア系市場は、大量生産ラインを持っていないと主に価格競争の面で苦戦するため、個人や少人数での活動はもちろん、中小企業規模でも新規参入は難しい。

 ハードウェア系市場の中でも、「電気自動車」のように、他の製品より比較的低コストで制作を行うことが可能で、これから本格的に発展していくフラットな分野であれば、少人数規模からの新規参入は可能である。

 データやメディアを扱っているソフトウェア系市場は、ネット発のアマチュア制作コンテンツがヒットしている事例からも、企業と言わず個人単位からの新規参入が可能である。

 数社でほぼ全てのシェアをカバーしている分野、例えば、テレビ、携帯電話・スマートフォン、ゲームハードにおいては、新規市場参入が容易なソフトウェア系市場の中でも、例外的に新規参入が難しい分野である。

 ハードウェア系・ソフトウェア系問わず、コモディティ化している分野においては、大企業のブランド力や大量生産ラインによる低価格などの要素が大きく影響するため、中小企業規模でも新規参入は難しい。



結論:大企業は終了するか

 市場全体をハードウェア系・ソフトウェア系と分けた場合、ソフトウェア系市場は個人規模から新規市場参入が可能な分野が多く存在します。ハードウェア系市場は大量生産ラインや大きなシェアといった「大企業の強み」が重視されるため、中小企業規模でも新規参入は難しいようです。しかし、大企業が手を出していないフラットな分野や、多くの企業がシェアを取り合っているような分野に関しては、ハードウェア系・ソフトウェア系を問わず新規参入が可能です。2つの市場と新規参入の可不可の関係を、簡単にまとめてみました(下図)。

 大企業は多少の業績の伸び悩みはあるものの存在し続けるだろうと思われます。業績伸び悩みの原因としては、新規参入などによる企業数の増加によって消費者が分散してしまうこと、日本市場における製品の飽和状態による販売数の減少、などの要因が挙げられます。これらの要因は、部門を縮小して販売する種類を絞って、より質の良い製品を提供する、日本国内ではなく海外に売り込む方針に切り替える、などを行うことで改善されるだろうと思われます。

 また、2012年12月の第2次安倍内閣の組閣や、いわゆるアベノミクスへの期待にともなう円安傾向によって、海外市場での収益が増加する大企業が増える可能性が見えてきました(記事作成時現在)。これによって私の持論の大前提であった「大企業の業績不振」が解消されることもありえます。

【ニコ生 大企業】資料01



生放送を終えて
 今回の生放送は、水曜日21:30から4枠120分で行いました。総累計来場者数53人、総コメント数61という結果でした。

 「大企業終了」という大きなタイトルを掲げましたが、最近の円安傾向や、就活者の大企業志向、ベンチャー企業は短命である、などの事実から、まだまだ大企業という存在が崩れることはなさそうです。しかしインターネットなどの通信網や制作ツールの低価格化が進む昨今、個人規模での新規市場参入が可能になったことも事実です。今後、経済市場がどういう動きを見せるのか、気になるところです。

 割と(というか結構)ふわふわした持論を展開して恥ずかしい限りですが、凸してくれたくぎゅう10さんをはじめ、視聴してくれた方々のおかげで、上手くまとめることができました。ありがとうございました。




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東北生まれ東北育ち。
好きなものは和菓子。
嫌いなものは暑さ。

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